中小企業経営者・開業医の資産形成|法人と個人のお金を一体で考える7つのポイント
会社・クリニックの経営が軌道に乗り、一定の利益やキャッシュが残るようになると、
「そろそろ本格的に資産形成を始めたい」
と考える経営者・開業医も多いのではないでしょうか。
そのとき、
「どの投資信託がいいのか」
「新NISAで何を買えばいいのか」
「株式と不動産ならどちらがいいのか」
という「商品選び」から始めてしまうケースがあります。
しかし、中小企業経営者・開業医の資産形成では、その前に考えるべきことがあります。
会社員と大きく違うのは、
「法人のお金」と「個人のお金」の両方を持っていること
です。
だからこそFFCSでは、経営者・開業医の資産形成を、単なる金融商品選びではなく、
法人と経営者個人のお金全体を戦略的に設計すること
だと考えています。
1.「何を買うか」より「何のために増やすか」
資産形成で最初に決めるべきなのは金融商品ではありません。
何歳まで働きたいのか。
60歳以降、仕事量を減らしたいのか。
事業承継を考えているのか。
子どもの教育資金はいくら必要なのか。
家族旅行を楽しみたいのか。
将来、新しい事業へ挑戦したいのか。
どのような人生を送りたいのか。
目的によって必要資金も運用期間も変わります。
資産形成は「商品」からではなく、「経営と人生」から逆算する。
これが第一歩です。
2.法人のお金と個人のお金を一緒に見る
中小企業経営者・開業医には、
法人の現預金。
個人の預貯金。
有価証券。
不動産。
保険。
退職金準備。
借入金。
住宅ローン。
など、複数のお金があります。
ところが、
税務は税理士。
融資は銀行。
資産運用は金融機関。
保険は保険会社。
不動産は不動産会社。
と相談先が分かれ、全体を俯瞰する機会が少なくなりがちです。
だからこそ重要なのが、
「法人+個人」で、自分はいくらの資産と負債を持っているのか
を把握することです。
FFCSが目指しているのは、こうした「部分最適」ではなく「全体最適」です。
3.資産形成の前に「財務力」を高める
例えば、毎年300万円を資産形成へ回せる経営者と、毎年1,000万円を回せる経営者では、中長期的な資産形成の結果に大きな違いが生じます。
そこで重要なのは「投資利回り」だけではありません。
投資原資そのものを増やすこと
です。
利益率を改善する。
不要なコストを見直す。
資金繰りを改善する。
会社にキャッシュを残す。
資金調達力を高める。
その結果として、資産形成へ回せる資金を増やしていく。
つまり、
財務改善そのものが、経営者・開業医の資産形成の入口でもある
のです。
財務力について詳しくは、
<a href="https://www.ffcs.tokyo/blog/business-financial-strength">「中小企業経営者・開業医の財務力とは?利益をキャッシュとして残し、銀行から評価される会社をつくる7つのポイント」</a>
をご覧ください。
4.会社には「必要なキャッシュ」を残す
資産形成を急ぐあまり、法人の現預金を減らしすぎるのは本末転倒です。
会社には、
運転資金。
納税資金。
設備投資資金。
借入返済資金。
採用資金。
事業拡大資金。
緊急時への備え。
などが必要です。
したがって、
「余っているから運用する」のではなく、「会社に必要なキャッシュを確保したうえで余裕資金を考える」
という順番が重要です。
Cash is King.
本業に予期せぬ問題が発生したとき、新たな投資機会が訪れたとき、最終的に会社を守り、選択肢を与えてくれるのはキャッシュです。
資産形成の前提には、強い財務基盤があります。
5.個人では新NISAなどの制度も目的に合わせて活用する
個人の中長期的な資産形成では、新NISAなど、税制上のメリットを持つ制度を活用することも選択肢になります。
ただし、
「NISAを使うこと」
自体が目的ではありません。
何年後に使う資金なのか。
どの程度の価格変動を受け入れられるのか。
法人側にはどれだけ資産があるのか。
個人ではどれだけ現金を保有する必要があるのか。
将来どの程度の収入を確保したいのか。
こうした条件を整理して、
目的 → 必要金額 → 期間 → 資産配分 → 金融商品
という順番で考えることが重要です。
6.「使うお金」からも価値を生み出す
資産形成というと、
「余ったお金をどう増やすか」
に目が向きます。
FFCSは、もう一つのお金にも注目します。
毎年使っているお金です。
中小企業やクリニックでは、税金、仕入、広告費、出張費、各種経費など、多額の支払いが発生します。
その決済を戦略的に設計することによって、条件次第ではポイント・マイル等の価値を生み出したり、支払タイミングを利用したキャッシュフロー改善につながったりする可能性があります。
つまり、FFCSでは、
「お金を使うこと」と「お金を増やすこと」を別々に考えません。
詳しくは、<a href="https://www.ffcs.tokyo/blog/business-owner-credit-card-strategy">「中小企業経営者・開業医のクレジットカード活用術|法人カード・税金・経費を経営戦略に変える方法」</a>をご覧ください。
7.「資産額」ではなく「人生の選択肢」を増やす
資産1億円。
資産3億円。
もちろん、具体的な数値目標を持つことには意味があります。
しかし、お金を増やすこと自体が人生の最終目的ではありません。
家族との旅行。
子どもの教育。
趣味。
時間。
新しい事業への挑戦。
60歳以降の働き方。
事業承継。
社会貢献。
将来への安心。
本当に重要なのは、
そのお金によって、経営と人生にどれだけ多くの選択肢を持てるか
ではないでしょうか。
THE FFCS METHOD|「今」と「未来」を同時に豊かにする
FFCSでは、資産形成だけを切り離して提案するのではありません。
クレカ決済 × 財務力 × 資産形成を戦略的に設計し、経営と人生を豊かにする。
使う|クレカ決済
事業で必ず発生する支払いを戦略的に設計し、キャッシュフロー改善やポイント・マイル等の価値へ変える。
残す|財務力
利益をキャッシュとして会社に残し、経営環境の変化にも耐えられる強い財務基盤をつくる。
増やす|資産形成
残したキャッシュを法人・経営者個人それぞれの目的に合わせ、中長期的な資産へ変えていく。
「使う・残す・増やす」を、ひとつの戦略に。
クレカ決済によって「今」を豊かにする。
財務力によって経営の土台を強くする。
資産形成によって「未来」の選択肢を増やす。
経済的な豊かさを、人生の豊かさへ。
それがFFCS PREMIUM CONSULTINGです。
FFCSの資産形成支援について詳しく知りたい方は、<a href="https://www.ffcs.tokyo/services">「FFCSの事業内容」</a>をご覧ください。
法人と個人のお金を、一度「一枚の地図」にしてみませんか?
次のような経営者・開業医は、一度お金全体を整理してみることをおすすめします。
「会社には現金があるが、個人資産形成が進んでいない」
「新NISAを始めたが、自分にとって適切な投資額が分からない」
「法人にどれくらい現金を残しておけばよいか分からない」
「法人・個人の資産が複数に分かれていて全体像を把握できていない」
「財務・資産形成・クレカ活用をバラバラではなく一緒に考えたい」
FFCSでは、法人と経営者個人のお金を一つの大きな流れとして捉えます。
お金を増やすことだけを目的にするのではありません。
お金によって、経営と人生の選択肢を増やす。
そのための資産形成を考えます。
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【著者プロフィール】
執筆・監修:塚田 忍
ファイナンシャル・フラッグ・コンサルティングサービス株式会社 代表取締役
財務・金融コンサルタント/AFP/銀行融資診断士/金融教育インストラクター
中小企業500社以上の財務支援経験をもとに、中小企業経営者・開業医を中心として、クレカ決済、財務力強化、資金調達、資産形成など、法人と経営者個人のお金を横断した金融・財務コンサルティングを提供。
【免責】
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資には価格変動等による元本割れのリスクがあります。税制・制度等は変更される場合がありますので、最新の公的情報をご確認ください。


